ノロウイルス感染を防ごう

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、1年を通じて発生していますが、特に冬季に流行します。ノロウイルスは、普通の細菌よりずっと小さく、手指や食品などを介して、経口で感染し、人の腸管で増殖し、嘔吐、下痢、腹痛などを起こします。
健康な人は軽症で(1〜2日)で回復しますが、子供やお年寄りでは重症化することあります。
潜伏期間は1〜2日、感染しても症状が出ない人もいます。
また、下痢が治っても、しばらくは便中にウイルスが排泄されますので、油断しないようにしましょう。
ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。

日常生活を活発にする生活パターンの例
どんなところにいるのですか?
A.ノロウイルスは、貝類に蓄積されているため、生で食べ始める11月に患者が急増します。秋から冬にかけて患者が急増するもう1つの原因は、感染力が強く、非常に少量(数個〜100個)でも感染し、食べ物だけでなく、人から人へも感染することです。

どうやって感染するのですか?
A.まず、ウイルスが蓄積されている貝類を人が食べて、人の腸内で増殖します。それが、便と一緒に排泄され、不特定多数の人が使用するトイレのドアノブや人が多く集まる場所で人に感染します。また、食品を取り扱っている飲食店や家庭などで調理する人がウイルスに感染していて、食べ物にウイルスが付着し、別の人がそれを食べて感染します。

どんなところで増殖するのですか?
A.ノロウイルスは、人間の腸以外では増殖しません。

どんな症状ですか?
A.微熱・激しい下痢・激しい嘔吐・激しい腹痛など。

家庭でできる予防策は?
A.
(1)カキなど2枚貝はできるだけ火を通して食べる。    
(2)加熱する場合は中心部までよく火を通す。(85℃1分以上の加熱で不活性化)
(3)トイレの後や調理の前には石鹸で手をよく洗う。
(4)調理器具にウイルスをつけない。
(5)熱湯、塩素系漂白剤などで消毒をする。(アルコールは効かない)

 
食事の基本は1日3食バランスよく!
手洗いの励行
外から帰った時、トイレの後、調理の前、食事の前には、必ず石鹸で手を洗いましょう。
嘔吐物等の処理
嘔吐したもの、便で汚れたものには直接素手では触らず、手袋を使って処理し、 汚染箇所は塩素系漂白剤などで消毒しましょう。
   
入浴、その他
下痢のあるときには、シャワーだけにするか、入浴する順番を最後にし、お尻は石鹸をつけて丁寧に洗いましょう。また、嘔吐や下痢症状のあるときには、他の人とタオルは共用しないようにしましょう。
 

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